あめんぼ座の活動

宮部みゆき「送り提灯」



あらすじ

おりんに白羽の矢が立ったのは、大野屋には他に巳年生まれの女がいなかったから。 大野屋に奉公する12歳のおりんは我がままなお嬢さんのいいつけで、100個の小石を回向院から拾って来なければならない。 それも丑三つ時に一晩にひとつづつ。木枯らしに揉まれ、木立のざわめきに怯えるおりんの背後に浮かぶもの、その正体は? 意外な展開と江戸庶民の暮らしの哀愁が胸をつく人情話に朗読集団あめんぼ座の特徴を活かして取り組みました。 意表をついた演出と鮮やかな衣装、そして郡読が大好評を頂きました。

周辺マップ
地下鉄谷町線、京阪電車「天満橋」
出口、西へ300m


出演

西垣瑩子、柳沢佐和子、西野孝子、泉谷聖子、南数美、藤田雅子

演出の言葉---柳沢佐和子
まず、観客に「おっ」と思える幕開けにしたいと、現代的なリズムの音楽を使い、めりはりのある動きを考えました。 またおりんが歩く夜の場面は、江戸の深い闇に響くような郡読で、そしてソロの語りやセリフはメンバーの「個声」を活かして自由に・・・・・・、といったところでしょうか。 いきいきとした舞台になっていたらとても嬉しいです。

No.81(国立文楽劇場小ホール)での
劇団あめんぼ座松本清張「二階」、川上弘美「離さない」は大好評でした。

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