あめんぼ座とは
昭和48年にその一歩を踏み出した朗読劇団あめんぼ座は、毛利菊枝を師と仰ぐ西垣瑩子によって創設されました。京都の老舗劇団くるみ座の主宰者で、明晰なせりふ回しで日本のせりふ演劇の基礎を確かなものにした毛利菊枝は、常に「いい声を出そうと思うな、自分の本当の声をあるがままに赤ん坊になって出すこと、不潔な声を出すな、生活が悪いと声は不潔になる」と教えるのが常でした。その薫陶をうけた西垣の指導による第一回公演草野心平の構成詩「ぎゃえるっ子」を、毛利は「清潔で、新鮮で素晴らしかった」とはなむけのことばを添えて、朗読劇団あめんぼ座を世に送り出したのでした。以来さまざまな困難にあいつつ「常に言葉は美しい、言葉ほど面白いものはない」をモットーに、あめんぼ座は今日にいたりました。その演目は古典、詩、文豪の作品から新人の作品、純文学からミステリーと幅広く、常にチャレンジを忘れず、朗読の面白さ、奥の深さを知っていただくために努力してきました。そうです、朗読劇団あめんぼ座は、あるがままの声、肉声の美しさ、群読の力強い素晴らしさ、そして観客の想像力を刺激する朗読でなければ表現できない世界を追求して、舞台活動と朗読の普及活動を続けていく劇団です。









