あめんぼ座の活動

人気作家のSF小説を朗読劇化します!

津原泰水作「五色の舟」

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出演
柳沢佐和子 柏原圭子 西野孝子 泉谷聖子 南数美 藤田雅子 真木美佐緒 鬼頭寿美子 山本郁美

演出:岩橋由莉
照明:新田三郎
衣装:秋本日砂衣
音響:中川佳子
宣伝美術:尾崎閑也
イラストレーション:中川 学v 記録:堀出恒夫 O.S.C.ビデオ
制作:柳沢佐和子

大丸心斎橋劇場までの案内図
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★大阪市営地下鉄より
御堂筋線心斎橋駅、長堀鶴見緑地線心斎橋駅より徒歩5分
演出の言葉:岩橋由莉
iwasaki.jpg見世物は見られることを生業にしている。人とは違う姿かたちを見せてお金を得る。客は、わざわざそれを見にやって来る。以前ヨーロッパの見世物小屋の集合写真を見たことがある。その写真には独特の空気感があった。言葉にするとしたら、写っている彼らの周りが透明のゼリーのようなものに覆われている感じがした。彼らは、他者からの視線にいつもさらされているが、さらされているが故に、どんなに見ても彼ら自身にはダイレクトに触れられない、触れさせないというものがある、そんな感覚だろうか。
告白すると、実は時々コスプレをしたくなる。コスプレをすると、自分の普段の服やメイクは自由に選んでいるつもりでも世の中に選ばされてもいるのだなと気づく。時々そんなものとは無縁の装いをしたくなるのだ。ある日衣装やかつらを友人と持ち寄って普段しない大胆な服装やメイクをしてみたことがある。出来上がったその姿を鏡で見るのは、複雑だった。見たくないような、でも少し魅惑的でもあり、そして少し快感だ。その姿で外に出てみた。普段の私とは明らかに違う他人の視線を感じながら、私は見られているのだが、じつは見ている存在でもある。この姿をどう思っているのかと、他者の視線を体感している。
あめんぼ座の皆さんは普段から見られている存在だが、見ている存在でもある。そしてその見方はとても鋭い。久しぶりにお会いするので、私はとにかく皆さんをじっと見ている。そのうち、私も見られているのだと気付く。今は双方の密度がどんどん濃くなっているが、ある所からあめんぼ座さんと一緒になってお客様を見始める時が来る。そんな時が早く来てほしいような来てほしくないような不思議な気持ちです。
伊丹公演2016(ラスタホール)での
劇団あめんぼ座柳沢佐和子演出中島敦作「山月記」「鯛」・「考える豚」は大好評でした。

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