あめんぼ座の活動

井上ひさし「赤い手」 きむらゆういち「あらしのよるに」 「あるはれたひに」





周辺マップ
ラスタホールまでの案内図
★阪急伊丹駅より、
伊丹市バス系統〈37〉阪急塚口行「稲野町8丁目」
下車徒歩1分 

★阪急神戸線塚口駅北側出口より
伊丹市バス系統〈37〉、〈40〉三師団交通局前行


出演

西垣瑩子 柳沢佐和子 柏原圭子 西野孝子 中原茂々代 泉谷聖子 南数美 藤田雅子 岩佐智秋 真木美佐緒 久保田みぎわ
スタッフ

製作:柳沢佐和子

演出:柳沢佐和子

衣装:スタジオMO

 



伊丹公演を終えて

柳沢佐和子


今回上演の第一部「赤い手」(井上ひさし作)は、前沢良子という女性の出生届から、死亡届まで、人生の節目に関わる公文書類や手紙だけで、波乱にとんだ薄倖の一生を現した作品でした。場面ごとの情景がつながって、観客の中に「女の人生」が浮かび上がってくれれば、と願っていました。本番は、昨秋の初演より演者の肩の力が抜けて全体がスムーズに流れたように思いましたが、場面の迫力が少し薄まった感じもします。ホールの大きさや照明の違いが影響するのでしょう。

第二部の「あらしのよるに」「あるはれたひに」(木村祐一作)は、そのままで十分楽しい素敵な作品なので、シンプルに仕上げました。山羊と狼のキャラクターが鍵なので、あえてダブルキャストで変化をつけ、個性を生かしてもらいました。会話の妙に客席から笑い声が沸くと、演者も更にのって・・・、会場は楽しい雰囲気に包まれました。なまの舞台の醍醐味ですね。

お客さまにはいつも熱心に聴いていただき、感謝しています。ありがとうございました。


語り芸花舞台2008(エル・おおさか)での
劇団あめんぼ座井上ひさし「赤い手」は大好評でした。

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