あめんぼ座の活動

あの名戯曲の再演をしました!

井上ひさし作「頭痛肩こり樋口一葉」

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舞台写真撮影:三宅 加余子 ( Kayoco Japan )
出演

柳沢佐和子 柏原圭子 西野孝子 泉谷聖子 南数美 藤田雅子 真木美佐緒 鬼頭寿美子 山本郁美 森際いづみ

あらすじ

夏子(一葉)は樋口家の戸主として、一家の責任を一手に引き受け、母多喜、妹邦子とともに暮らしている。多喜の主筋にあたるお鑛、樋口家に引き取られて成長したお八重、そして謎の女との交流を、夏子21歳から、死後2年目までのそれぞれの盆の16日を舞台に描く。文学への野心、淡い恋心をも押し殺して、生計を立てるべく奮闘する夏子を、作者井上ひさしはあたたかいまなざしで見つめる。そして夏子があれほど渇望した自由を、現代の私たちは浪費しているのではないかと、重く問いかける。

「深まりを見せた「あめんぼ座」の朗読演者たち
enshutu.jpg 「こまつ座」の評判舞台である井上ひさし作の「頭痛肩こり樋口一葉」を再演した。再三、頭を悩まし、言及した<芝居>を<朗読>でするという無謀な行為の続きであったが、「あめんぼ座」の人たちが、実にスムーズに舞台に乗せた。芝居は、俳優の<仕種>、つまり肉体的振る舞いが、ことば(せりふ)とともに織りなすから、観客への判り易さも付いてくる。朗読は言葉のみである。俳優の<仕種>、つまり肉体的振る舞いが、無いのである。にもかかわらず、この舞台では、作品の世界が明瞭に伝わるのだ。これは、「あめんぼ座」の人たちの朗読が、素晴らしく生きていたことになる。ほんとうかなと思う人もいるだろうが、伊丹の「ラスタホール」での「頭痛肩こり樋口一葉」を見てもらっていたら、納得がいったのではないかと思われる。明らかに「あめんぼ座」の読み手(演者)の成長があってのことであったろう。勿論、どんな戯曲でも、このようになったかは、疑問である。井上ひさしの戯曲ゆえに成立したのであろう。井上ひさしの<せりふ>がよいのだ。芝居のせりふなのに、朗読のことばのように書き連ねてある。といっても誰が発音しても、成立するかといえば、そうはならないと思われる。日本には、外国のような<朗誦術>というものが、無い。日常会話でも、相手に伝わらない声で発音されることが多い。相手に、はっきりと声と内容が伝わる伝統を造りたいものである。さらなる、「あめんぼ座」の深まりを祈っている。

ラスタホールまでのご案内

 ラスタホールまでの案内図
★阪急伊丹駅・JR伊丹駅より、
伊丹市バス系統〈37) JR伊丹駅行き、〈40〉〉三師団交通局前行き
阪急塚口行「稲野町8丁目」下車徒歩1分 

★阪急神戸線塚口駅北側出口より伊丹市バス系統〈37〉JR伊丹駅行き、〈40〉
三師団交通局前行
いずれも「ラスタホール前」下車すぐ
朗読アラカルト(日本基督教団浪花教会)での
劇団あめんぼ座あめんぼ座 ワンコイン・サロン 朗読アラカルト 第四夜 は大好評でした。

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